第十一番藤井寺から約35.7km標高938mの山腹にある難所である。12番焼山寺、20番鶴林寺、21番大龍寺は「遍路ころがし」といわれた阿波の難所だ。藤井寺を北へ2.1kmで国道192号に出る・7.5kmで県道20号で橋を渡り県道21号、国道438号城西高校分校で県道43号へ鍋岩(JAがある)で山道に入る。約8kmで100台収容の新駐車場に到着。今まで里を走ってきた人もその道のりが大変長く険しいと感じることでしょう。
遍路道は、山あり谷ありの険しい急坂を歩き続けること6時間途中、長戸庵、柳水庵、淨蓮庵があり休息です。
由来はこの山に大蛇がおり山に登ろうとした大師に火を噴き、山全体が火の海になった。虚空蔵菩薩が現れ、大蛇を岩屋に閉じ込めたいわれのある札所だ。現在は自動車道も整備され、駐車場も広くなっています《志納金1回300円》。駐車場から徒歩約10分焼山寺の境内には樹齢400〜500年の杉の巨木がたち並び圧倒される。参道に続く石段を上ると仁王門がある。正面に本堂、右に大師堂がある。